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BCP(事業継続計画)の重要性をご存じですか?

令和6年度中にBCPを策定していないと介護施設については、遡及(さかのぼって)して介護報酬が減算されます。その他の企業には義務ではありませんが、策定する必要があります。県内でも企業での策定率は約1割程度が現状のようです。

BCPを策定する重要性

①企業間の信用・・・BCPを策定していなければ、災害時に会社が事業継続不可能な状態となります。取引先の企業が災害により事業が継続できなくなった場合、別な企業と契約を締結することになります。BCPは策定しただけでは意味はなく(絵に描いた餅)、BCPの本質は、実際に会社としてBCPのとおり運営を継続できるかということです。通常通りに社員が出勤できない、インフラが停止している、設備の故障というトラブルがある中、優先する業務を継続しなければ取引先との信頼関係は崩れる可能性は大きいです。実際に火災が起きた企業は、取引先に多大なる影響を与えています。被害を最小限に抑えるため、BCPを社員に浸透させる必要があり、社員研修と訓練は必須なってきます。

②金融機関からの融資・・・BCP未策定企業への融資をしない金融機関があります。理由の1つ目は緊急事態発生時にスムーズに対応できず、事業の復旧が遅れる。2つ目は、事業の復旧が遅れると、顧客離れが起こり、事業縮小や廃業の危機に直面する。3つ目は、緊急事態は突然発生するため、冷静さを失い、的確に経営判断ができない。いわゆる企業収益の確保です。

③緊急事態への対応力の向上・・・企業とは、大きくなればなるほど災害時には、社長1人で対応するのは困難になります。対応するには社員の協力が必要となり一人一人の対応力が非常に大切になってきます。そのため基盤となるBCPを策定し研修、訓練をしなければ緊急時への対応ができません。そして、対応できる企業は災害時の損失を最小限に抑えることができます。

その他にも公的支援が受けれたり、社員が会社から守られてる安心感などもあります。会社の優先順位はどこにありますか?災害対策は、「家」でいえば「土台」です。皆さんの会社の「土台」は大丈夫でしょうか?「土台」がしっかりしていない「家」は災害時には崩れます。災害対策していない方が必ず言う言葉は「まさかこんなことになるとは思わなかった。」

災害を経験した会社は、必ず防災防火に関し巨額な投資をします。なぜなら損害の大きさが分かっているからです。是非、大切な会社を守るなら今すぐ災害対策をお勧めします。災害に直面した時にどちらの言葉をいいますか?「まさかこんなことになるとは思ってなかった。」「想定内です。